【受付】8:30~17:30 【定休日】土曜・日曜・祝日(不定休)

瓦のうねりは経年劣化のサイン。耐久性の高い瓦は締め直し工事でメンテナンスを

瓦のうねりは経年劣化のサイン。耐久性の高い瓦は締め直し工事でメンテナンスを

瓦のうねりは経年劣化のサイン。耐久性の高い瓦は締め直し工事でメンテナンスを

瓦のうねりは経年劣化のサイン。耐久性の高い瓦は締め直し工事でメンテナンスを

CUSTOMER REQUEST

お客様からのご要望

築約45年になるT様は、装飾が美しいセメント瓦屋根定期的な塗装が必要なセメント瓦に、1年前にメンテナンスを済ませたとのこと。ところが室内の天井には雨染みが生じ、屋根から雨漏りしているのではとのご相談をいただきました。 

PROPOSAL

川畑瓦工業からのご提案

現地の屋根を調べたところ、瓦がうねるようにずれていました。また、一部の屋根下地に雨の流れた跡もみられました。下地の劣化は瓦のずれを引き起こし、雨漏りの原因にもなりえます。弊社からは、屋根一面のみ下地を新しく施工し、既存の瓦を並べ直す締め直し工事をご提案いたしました。最上部の棟もいったん下ろして瓦の数を減らし、迫力のある下り棟も撤去。雨漏りを根本から解消するだけでなく、シンプルなデザインへの変更により、屋根全体の軽量化も叶えることができました。 

 

地域 鹿屋市田淵町
施工費用 税込78万円
工期 1週間
築年数 約45年
BEFORE

施工前

瓦の並びにずれが生じていたT様邸の屋根。 
瓦をはがして調査を行うと、下地には雨水の跡がみられました。

瓦の並びにずれが生じていたT様邸の屋根。
瓦をはがして調査を行うと、下地には雨水の跡がみられました。

瓦の締め直しは、下地を整え直すことで防水性を確保する工事です。雨漏りを解消するとともに、最上部の本棟や迫力ある下り棟の瓦を減らし、軽量化も図る計画です。

瓦の締め直しは、下地を整え直すことで防水性を確保する工事です。雨漏りを解消するとともに、最上部の本棟や迫力ある下り棟の瓦を減らし、軽量化も図る計画です。

UNDER CONSTRUCTION

施工中

【施工完了までの手順・屋根の一部解体~下地を整えていきます】

本棟の瓦を外したところ。向かって右の面を締め直してまいります。

本棟の瓦を外したところ。向かって右の面を締め直してまいります。

既存の下地が露出しました。防水のため、平木とよばれる薄い木板を重ね合わせてありました。現在のルーフィングにあたる資材になります。堆積した火山灰を掃除しながら、平木の状態もチェックします。

既存の下地が露出しました。防水のため、平木とよばれる薄い木板を重ね合わせてありました。現在のルーフィングにあたる資材になります。堆積した火山灰を掃除しながら、平木の状態もチェックします。

穴が開いていたり、傷んだ平木は新しいものに交換します。 
締め直しでは、外した瓦は屋根の上に仮置きする必要があります。そのスペースを確保できるよう、面を区切りながら手際良く作業を進めていきます。

穴が開いていたり、傷んだ平木は新しいものに交換します。
締め直しでは、外した瓦は屋根の上に仮置きする必要があります。そのスペースを確保できるよう、面を区切りながら手際良く作業を進めていきます。

ルーフィングを張るまでは、作業を中断する際には雨や湿気にさらさないようブルーシートで覆います。内部を守る配慮を忘れません。

ルーフィングを張るまでは、作業を中断する際には雨や湿気にさらさないようブルーシートで覆います。内部を守る配慮を忘れません。

ルーフィング張り、桟木の施工へと作業を進めます。 
このようにして、防水性を備えたしっかりとした下地作りが完了します。

ルーフィング張り、桟木の施工へと作業を進めます。
このようにして、防水性を備えたしっかりとした下地作りが完了します。

【施工完了までの手順・いよいよ締め直しの作業へ】

いよいよ締め直しの工程に入ります。 
軒先から順に並べ、再度1枚ずつビスで固定し直します。既存の瓦を再利用しつつも、新しい桟木に固定し直すため、防風性や耐震性も向上させることができるのが締め直し工事の特徴なのです。

いよいよ締め直しの工程に入ります。
軒先から順に並べ、再度1枚ずつビスで固定し直します。既存の瓦を再利用しつつも、新しい桟木に固定し直すため、防風性や耐震性も向上させることができるのが締め直し工事の特徴なのです。

別の部分も同様の作業工程を経て、完成へと近づいてまいりました。

別の部分も同様の作業工程を経て、完成へと近づいてまいりました。

棟の施工の様子です。これまで棟に幾重にも重ねていた瓦を省き、曲線をもつ丸瓦をシンプルに葺いて軽量化を目指します。

棟の施工の様子です。これまで棟に幾重にも重ねていた瓦を省き、曲線をもつ丸瓦をシンプルに葺いて軽量化を目指します。

AFTER

施工後

完成しました!

締め直し工事が無事に完了しました。雨漏りを解消し、下地から整え直したことで防水性も高めることができました。 
劣化のため交換した瓦は、左手の1カ所にまとめるなど、美観へもしっかりと配慮いたしました。

締め直し工事が無事に完了しました。雨漏りを解消し、下地から整え直したことで防水性も高めることができました。
劣化のため交換した瓦は、左手の1カ所にまとめるなど、美観へもしっかりと配慮いたしました。

棟は瓦を減らして軽量化を実現。災害へも備えることができ、一石二鳥のリフォームとなりました。

棟は瓦を減らして軽量化を実現。災害へも備えることができ、一石二鳥のリフォームとなりました。

端の装飾の下り棟も撤去して、棟同様シンプルなデザインに。

端の装飾の下り棟も撤去して、棟同様シンプルなデザインに。

既存の瓦を再利用することでもとのイメージはそのままに、安心安全のお住まいが完成しました。

既存の瓦を再利用することでもとのイメージはそのままに、安心安全のお住まいが完成しました。

今回のリフォーム工事の費用内訳・詳細

屋根締め直し工事費 67万円
諸経費 4万
消費税 7万

CUSTOMER REVIEWS

お客様からの声

雨漏りが解消でき、とても安心しています。川畑瓦さんのチラシや看板を見て依頼しましたが、屋根修理に実績のある業者さんにご縁がつながり、本当に良かったと思います。 

 

STAFF MESSAGE

担当したスタッフよりメッセージ

無事に雨漏りが解消でき、お客様にご満足いただけまして何よりです。

今回は片面のみの施工となりましたが、今後は雨天の際もどうぞ安心してお過ごしください。